UDCS

UDCS

アーバンデザインセンター坂井

福井県坂井市

2018/4~
▲三国湊の町並み
▲三国湊の町並み
▲教育活動への参画 
▲教育活動への参画 
▲三国祭のUDCSの様子
▲三国祭のUDCSの様子
活動エリアの状況と課題

福井県嶺北れいほく 地方に位置する坂井市は2006年に三国町・坂井町・春江町・丸岡町の4町が合併して誕生した。市西端に位置する三国町は、北前船きたまえぶね の寄港地として繁栄した歴史的な町並みが現存する旧市街地・三國湊みくにみなと を中心とし、丘陵地と海岸部からなる。名勝・東尋坊などを抱えることから観光地として知られ、毎年多くの来訪者が訪れる一方で、市内でも人口減少と高齢化が顕著であり、空き家・空き地への対応や歴史的な町並みの保全が課題となっている。UDCSは、この三國湊エリアを戦略地区として位置づけ、三国湊の歴史・文化を活かした空き家・空き地問題の創造的解決を目的としている。

設立経緯

2016年3月に東京大学都市デザイン研究室の三国プロジェクトチームが三国の今後のまちづくりに関する調査報告書「三国まちづくりビジョン」を取りまとめた。その調査報告書の中でアーバンデザインセンター(UDC)の必要性について言及されたことをきっかけとし、2016年度末よりUDCS設立準備委員会で検討が開始される。2018年3月にセンターが竣工、2018年4月にオープンした。2018年5月には任意団体「坂井市アーバンデザインセンター」が設立され、現在法人化に向けて準備中。

センターの活動概要

1.まちづくりに関する情報の集約と発信
・まちづくりに関する各種情報の収集と集約、共有
・各種主体のエンゲージメントとコラボレーションの促進
・情報発信によるエリアのプロモーション

2.実証実験・事業創出
・小規模な実証実験の場の提供によるビジネス創出機会の提供
・エリアをリードする事業者の育成

3.次世代のまちづくりの担い手の育成
・高校や大学の教育プログラムとの連携による調査・研究の促進
・三国に関する学習機会の創出を通した、次世代のまちづくりを担う人材の育成

4.歴史的資源の再生によるエリアの活性化
・エリア内の空き家の情報集約・マッチングの支援・活用企画提案
・伝統的な町並みに調和した空間デザインの提案や誘導・助言

今後の活動の展望・課題

1.法人化とその後の公の施設の管理受託による地域内資産の自律的経営と展開
2.多主体との連携による歴史的資源(町家ほか)の再生とノウハウの蓄積
3.三国町での実践成果の検証と方法論の体系化、坂井市内の他の3町への応用

構成団体

「公」:坂井市、坂井市商工会、坂井市観光連盟、三国町観光協会、坂井市文化協会

「民」:地元住民、区長会、福井銀行、福井信用金庫、福邦銀行、リコージャパン㈱、えちぜん鉄道㈱、京福バス㈱、㈱PTP、
福井県宅地建物取引業協会、(一社)三國會所

「学」:東京大学、東京都市大学、福井大学、福井県立大学

組織形態

センター長:西村 幸夫(神戸芸術工科大学・教授)
副センター長:野嶋 慎二(福井大学・教授)/ 江川 誠ー(福井県立大学・講師)/ 中島 伸(東京都市大学・講師)
チーフディレクター:矢吹 剣一(東京大学・特任研究員)
サブディレクター:谷根 康弘(坂井市企画情報課・参事)/ 田谷 良人(福井銀行・地域創生チーム)/ 倉橋 宏典(三國會所)/ 浜田 剛(三國會所)

各構成団体の代表者で理事会を構成し、運営の基本方針を決定。任意団体として活動している。現在法人化へ向けて準備中。

実務体制

常駐スタッフ:1(都市計画1名)
非常勤スタッフ:4(交代制で勤務)

施設概要

築130年のかぐら建て※と呼ばれる町家を改修し、研究室、和室(3室)、会議室で構成されている。延べ床面積約177。前庭も利用可能である。

※かぐら建て:平入りと妻入りの建築物を組み合わせた三国に多く現存する当該地域の伝統的な建築様式の建築物。

▲UDCS外観
▲UDCS外観
▲UDCS内観
▲UDCS内観
お問い合わせ

〒913-0045
福井県坂井市三国町南本町3丁目6番51号
TEL:0776-50-3300

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