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アーバンデザインセンター茅ヶ崎

神奈川県茅ヶ崎市

2016/8~
写真1

▲下寺尾官衙遺跡群の現地の様子1(大山を背景にして遺跡地が広がる。雲に隠れているが、大山の左には富士山も)

写真2

下寺尾官衙遺跡群の現地の様子2(看板も含めてリ・デザインが必要)

写真4

▲まち歩き音声ガイド・茅ヶ崎(香川・下寺尾エリア)を「横浜ガジェットまつり」に出展

活動エリアの状況と課題

茅ヶ崎市は今後10年以内に開発が進み、まちの姿が大きく変わろうとしている。南西部では、柳島スポーツ公園が2018年3月に開園。その向かいの道の駅は、2019年度の完成を目指し計画が進められ、浜見平団地建替え事業が2022年頃まで続く。北部では、(仮称)茅ヶ崎市歴史文化交流館が2021年4月に開館予定。2017年度から「下寺尾官衙遺跡群しもてらおかんがいせきぐん 」(2015年に国史跡指定)の保存活用事業がスタートした。開発や施設整備事業に市民、住民、地域が主体的に関わるまちづくりをどのように実現していくかが大きな課題である。

設立経緯

前身組織の市民団体「まち景まち観フォーラム・茅ヶ崎」が、首都大学東京の協力を得て地元自治会を支援し、地域が長年要望してきた公園の計画案を作成、市に提案、整備されることになった。この経験から、まちづくりセンターの必要性や可能性について検討を始めた。「景観まちづくりスクール」の開催、景観まちづくりセンターを臨時設置して開催した「景観まちづくりウィーク」を通じアーバンデザインセンターの必要性を認識するようになった。
しかしながら、行政が参画する形での「まちづくりセンター」設置が、短期的には困難であり、現行の「景観計画」で示されている「まちづくりセンター」が次期「景観計画」 では記載されない方向が明確になったことから、NPO法人を設立し、公・民・学の連携でまちづくりに取り組み、拠点施設の設置を目指すことになった。まち景まち観フォーラム・茅ヶ崎は2017年3月31日に解散。

センターの活動概要

「歩きたくなるまち」・「歩きやすいまち」茅ヶ崎の実現のために、美しく・楽しく・安全な都市空間の形成を、公・民・学の連携により進めている。具体的には、以下の4つの事業を推進している。

1.景観まちづくり塾:
市民がまちの風景の魅力に気づき、まちづくりに参加する面白さを体感し、市民による実践的な活動が活発になること目指す

2.下寺尾官衙遺跡群しもてらおかんがいせきぐん 「遺跡まちづくり」:
国指定史跡下寺尾官衙遺跡群に関して、市や遺跡連絡会と連携し、遺跡の現代的価値の調査、キーパーソンへのインタビュー調査、VR技術等遺跡の活用方法の検討、関係者(ステークホルダー)を広げる取り組み等を行う

3.まち歩きプラットホーム:
様々な団体が実施しているまち歩きプログラムを統合的に発信できる仕組みをつくる

4.誰でも健康まち歩き:
お年寄りをはじめ、誰もがまち歩きをしやすい空間づくり、あるいはサービス提供について検討する

今後の活動の展望・課題

展望・課題 設立3年目の今年度は、下寺尾官衙遺跡群「遺跡まちづくり」事業を本格化させ、市や市民組織等と協働して遺跡の価値の調査や活用方策の検討のための社会実験を行う。その他、まち歩き事業などを継続的に実施する。
また、設立以来の課題ではあるが、拠点施設はなく、また有償の専任スタッフも存在しないことから、場所と人材の確保にも力を入れていきたい。

組織形態

理事長・センター長:高見澤和子(元 まち景まち観フォーラム・茅ヶ崎 代表)
副理事長・副センター長:岡村祐(首都大学東京准教授、OCTC副センター長)
理事:西村正雄(自治会役員) / 服部宏行(合同会社アイウェルフェア代表) / 杉﨑和久(法政大学教授) / 水沼淑子(関東学院大学教授)
監事:神尾元洋(会社員)
事務局長:城田禎行(会社員)

実務体制

法人の理事メンバー数名を中心に、ボランティアで事務局を担っている。2018年度より事務局長を選任。

お問い合わせ

〒253-0028
神奈川県茅ケ崎市出口町6-49
TEL:070-2612-4434

▲行政との意見交換会

写真3

▲遺跡まちづくりとして、地元キーパーソンへインタビュー調査

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