UDCOD

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アーバンデザインセンター小田原

神奈川県小田原市 小田原駅・城周辺及び近隣のエリア

2023/3~
キックオフシンポジウムの様子
キックオフシンポジウムの様子
市街地上空写真
市街地上空写真
歴史的建造物内でのワークショップ
歴史的建造物内でのワークショップ
活動エリアの状況と課題

 東海道新幹線や東海道本線、小田急線をはじめとする広域的な鉄道結節点である小田原駅より広がる市街地、駅至近には豊富な緑とゆとりある空間である小田原城址が立地している。まちなかにおいては、図書館、子育て支援機能など充実した公共施設が整備されるとともに、集合住宅、商業機能の開発が進み、今後も民間施設の整備が予定されている。一方、城周辺の史跡、広場などの公共的な空間や遊休建造物及びその跡地、近隣のエリアにおける複数の歴史的建造物や地域による賑わい創出に向けた取組など、広範囲に及びハード・ソフトのまちづくりの資源が点在している。
 今後は、公民連携の取組の更なる強化、まちなかへのウォーカブルな空間の創出、既存ストックの有効活用により、都市の魅力を底上げすることで、地域経済の活性化と暮らしの質の向上を図り、市の将来都市像である「世界が憧れるまち“小田原”」を実現することが、まちづくりの大きなテーマとなっている。

設立経緯

 まちなかにおいて一定の都市機能整備が進み、公民連携や既存ストックの活用などハードから人への新たなまちづくりが模索されるなか、NPO法人アーバンデザイン研究体(UDM)代表の杉本を筆頭に、都市デザインを軸とする公・民・学連携の取組の必要性が示され、関係するコア団体との協議・共有を経て、本組織の設立に至った。

センターの活動概要

■取組戦略の作成とフォローアップ
・取組戦略について、行政・大学・民間も参画して作成し、毎年フォローアップを実施する予定。UDCODが推進事務局となる。

■教育・研究活動
・地域(住民・事業者等)の課題に対する日常的な相談対応
・歴史・地域資源の新たな活用方策・事業効果の分析
・市民参加型ワークショップの開催

■実証実験・事業創出
・まちなかの既存ストックを活用した暮らしの質の向上に資する取組について、公民による持続な活動や事業を創出するための実証実験

■空間デザインマネジメント
・公共空間・公共施設、民間建築物のデザイン等に係る助言・支援
・啓発活動、シティプロモーション など

■エリアマネジメント
・エリアマネジメントで活用する都市空間・都市施設の利活用に係る研究
・地域コミュニティの育成と活動支援
・賑わい創出に係るイベントの企画、調整

歴史的建造物内でのワークショップ
歴史的建造物内でのワークショップ
イノベーションラボでのワークショップ
イノベーションラボでのワークショップ
今後の活動の展望・課題

1. 当該エリア及びその周辺エリアにおける都市デザイン調整(土地利用誘導、景観誘導等)
2. 旧市民会館跡地、旧ハローワーク等のアセット活用を軸とした三の丸エリアにおける公民連携事業の創出
3. 収益的事業による新たなまちづくり活動資金の創出など、持続的なエリアマネジメント体制の構築

構成団体

「公」: 小田原市
「民」: 令和5年度以降の具体的な取組に応じて参画団体を定める
「学」: 東海大学建築都市学部建築学科都市計画研究室、UDM

組織形態

センター長:杉本 洋文(NPO法人UDM理事長)
副センター長ディレクター:後藤 純(東海大学准教授)
エグゼクティブアドバイザー:信時 正人(UDCイニシアチブ理事)に適宜、助言を求める。

その他、規約に基づき運営の基本方針を決議。

実務体制

事務員若干名
スタッフ担当:市職員(市役所在中)
職員所属(人件費負担):市職員

施設概要

当面の事務局となる小田原市役所6 都市政策課を施設箇所とする。今後の取組の進捗に伴い、まちなかへの施設設置を検討する。その間、協議、ワークショップ等を行う際の主な場所は、小田原駅に直結した商業ビルミナカ小田原低層棟2の小田原イノベーションラボとする。

お問い合わせ

〒250-08555
住所 神奈川県小田原市荻窪300番地
TEL:0465-33-1251

UDCイニシアチブ