活動エリアの状況と課題
郡山駅から西に約３kmに位置する開成山 地区(市役所南側)を結ぶ本エリアは、本市発展の礎である安積疏水 をはじめとする歴史・文化関連施設が集積する拠点軸であり、開成山地区の都市公園及びスポーツ施設再整備や、郡山駅西口地区でのエリアマネジメントを契機に、本市全体や広域圏のハブ機能強化が期待されるエリアである。
設立経緯
2024年4月オープンの開成山公園Park-PFI事業に伴う地域の大学や学生との連携による施設活用や、2023年に立ち上げた郡山駅西口地区でのエリアマネジメントとの連携など、様々な主体や政策課題に対して横断的かつ機動的に即応する組織設立が民間主導で検討された。また、このエリアには旧豊田浄水場跡地や県合同庁舎移転後の跡施設活用などの課題も散見し、産学連携により市に対して施策提言する機能も必要と考えた。そのため、まずは民間主導による任意組織として設立に至った。
センターの活動概要
（設立初年度のため活動実績はなし）
今後の活動の展望・課題
①ビジョン・ロゴ・デザインレギュレーション作成
・地域の大学・学生及びデザイナーとの協働によるコンペ企画として開催
②研究・教育活動
・シンクタンク機能およびメディア事業の一環として会報を発行
・各大学や学生団体等のUDCFKにおける位置付けを明確化し、授業・サークル活動・研究室など様々なレイヤーでの連携体制を構築
③エリアマネジメントに向けた調査研究
・活動エリア内における公共・民間資産棚卸し、歴史的文脈も含めたストーリー作成などのワークショップ
・各大学の研究テーマに沿ったまちの課題抽出プログラム
④拠点施設における産学官連携の基盤づくり
・拠点施設におけるセミナーなど啓発活動、学生の自由な活動の試行
構成団体
「公」：郡山市（エリアマネジメント、Park-PFI事業等で連携）
「民」：a.ru.ku出版㈱、阿部直人建築研究所、一般社団法人ブルーバード、一般社団法人グロウイングクラウド、トラスホーム㈱
「学」：日本大学工学部、郡山女子大学、宝塚医療大学
組織形態
センター長：浦部 智義
副センター長：信時 正人
アドバイザー：諸橋 寛子
その他各構成団体代表者等が役員に就任し運営方針等を決定する。
実務体制
役員兼運営委員(ディレクター)：2名
施設運営スタッフ：3名、その他学生スタッフ参加予定
施設概要
開成山公園Park-PFI多目的施設の一部を利用。施設運営スタッフはPFI事業全体の管理業務を兼務。
お問い合わせ
〒963-8851
福島県郡山市開成一丁目５番地 開成山公園多目的施設内
TEL: 090-7339-0649
