JR草薙駅周辺の都市利便増進協定エリアを中心として活動。
JR草薙駅の南側では個別のまちづくりが進むことで、南北の一体性や地域の賑わい・交流・回遊性、文教地区の玄関口としての魅力低下などに繋がり、長期的にはまち全体の魅力低下が懸念されておりました。そこでJR草薙駅の改修を契機に、草薙駅周辺が抱える課題や特徴、全国的な都市が抱えている社会経済の動向を踏まえながら、草薙駅周辺に関わる人々の連携・協働の取組みにより、まちづくりを進めていく必要があると考え平成26年(2014年)の1月『草薙駅周辺まちづくり検討会議』を設立。草薙駅周辺に関わる人々、事業者、教育機関、行政、住民の『産学民官』が一体となりどのようなまちづくりを進めるかを議論する場として活動を進め、草薙のまちづくりの方針を検討し「草薙まちづくりビジョン」を策定。
H29年2月には持続的・効果的にエリアをマネジメントし、住民・商業者・来街者等に価値あるサービスを提供するまちづくりの担い手として「一般社団法人草薙カルテッド」を設立。草薙カルテッドはH30年6月に県内初の「都市再生推進法人」認定取得、合わせてUDC草薙としての活動も開始。平成31年7月には静岡市と都市利便増進協定を締結。
「次代につながる選ばれる街」の実現を目指し「1.草薙での暮らしを豊かにする」、 「2.文教などの資源を活かす」、「3.魅力的な価値ある空間にする」という3つの方針を掲げて、それに基づいて下記事業を主軸として活動しています。
1. 駅周辺賑わい事業
・JR草薙駅前広場でのイベント事業
・駅前ストリートでの夏・冬のフェスイベント共催
・静岡市と協力した大学のまちづくりインターンシップ事業
2. 文化教育事業
・商店会とコラボした謎解きイベント
・地元連合自治会と連携した地域情報誌「Helloくさなぎ」の発行
3. 安心安全・住み良さ事業
・地元ドリンクメーカーと協力した監視カメラ付き自動販売機の運営
・買い物困難者のためのオンデマンドバスの社会実験
・駅前ストリートの照明実験
コロナ禍で制限されていた駅前広場の利活用、および駅内の広告事業、また静岡市内の学生と地域そして地元企業をつなぐ交流拠点「Takt」の展開。
「産」:地元商店会、地元企業
「学」:地元大学、高校、中学校、小学校、文化施設
「公」:静岡市
「民」:草薙周辺の各単位自治会
共同代表:花崎 年員(有度地区連合自治会長・草薙西自治会会長)
共同代表:山本 洋平(草薙商店会副会長)
理事:遠藤 新(工学院大学教授)
事務局:3名
所属:草薙カルテッド
担当:JR草薙駅前広場の利用管理、JR草薙駅内の広告管理、交流拠点「Takt」の運営、各事業部の企画サポート
交流拠点:「Takt」
住所:〒424-0886 静岡県静岡市清水区草薙1-8-18 草薙アザリー3F(JR草薙駅から徒歩1分)
面積:約100㎡
機能:地域のサードプレイスとしての拠点 / 学生×地域×地元企業をつなぐマッチングスペース