開かれたまちづくりの「場」であるアーバンデザインセンターは、都市計画・まちづくりを専門的に支え、多主体連携を促す仕組みであると同時に、従来型の方法を超えた発想から新しい活動を生み、その先にまちの文化を創造する拠点としての性格も持っています。実際、いくつかのUDCでは、まちに対する新たな見方・気づきを促すために、あるいはクリエイティブなコミュニティ・交流を生み出すために、まちを舞台にしたアートプロジェクトにも取り組まれています。
今回は、“アートの力で社会を開く”に挑戦する実務者のためのメディア「アートと都市と公共空間」の研究会メンバーである岡田潤さんと、”自治体文化政策における専門性”をテーマに研究をされている松本隼樹さんとをゲストを招き、“都市計画行政/文化行政と総合行政(例えば1970年代~現在までのまちづくりと文化行政)”や“それらを支える専門性と中間支援組織に関する今後の重要性”に係るこれまでの議論をうかがいながら、アーバンデザインセンターに代表される自由で開かれたまちづくりの「場」の可能性や今後のあり方について話し合います。
プログラム
1. 挨拶と趣旨説明
三牧浩也(UDCイニシアチブ理事/UDCK副センター長)
山下裕子(全国まちなか広場研究会/ひと・ネットワーククリエイター/眺めニスト)
2. インプットトーク
松本隼樹さん(東京大学大学院人文社会系研究科 文化資源学研究専攻/石川県教育委員会事務局文化財課 近世史料編さん室専門員)
「都市計画と文化行政をならべてみたら」
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岡田潤さん(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 特任助教)
「アートと都市を支える中間支援組織」
3. ディスカッション
※ご参加は無料で下記Peatixよりお申込みが必要です。お申込みいただいた方にZoomのURLがご案内されます。