※開催終了いたしました。
第3回 地域のビジョンと実践
まちづくりの担い手の養成は、全国的な喫緊の課題です。特に、公・民・学の連携の需要が増し、アーバンデザインセンター(UDC)の開設も相次ぐ中、多主体の連携を担うディレクター人材が求められています。
ただ、求められている役割は多岐にわたり、従来のプランナー、建築家といった職能とは異なり、調査・分析、マスタープランの立案、都市空間のデザイン・計画調整から利活用を含めたマネジメント、イベントを仕掛けるプロデューサー機能、ワークショップのファシリテーションまで幅広い領域をカバーできるスキルと、コミュニケーション能力を兼備した人材で、これはいわば、都市を都市らしくする専門家「アーバニスト」です。
UDC ネットワークを構成するUDC イニシアチブでは、2018 年に、全国のUDC における実務の現場の第一線で活躍する専門家の方々を講師とする「アーバニスト養成プログラム」を開設しました。今回は第3回目として、″地域のビジョンと実践″ をテーマとした全4日間のコースを開講します。ご関心のある方々は奮ってご参加ください。
一般社団法人UDCイニシアチブ 代表理事 出口 敦
主催︓一般社団法人UDC イニシアチブ / 協力︓UDC信州
お問い合わせ先︓info@udc-initiative.com
■日時
:2020年9月11日(金)17:00~20:00
:2020年9月12日(土)13:00~17:00
:2020年9月19日(土)13:00~17:00
:2020年9月26日(土)13:00~17:00
※各日程の間の時間で、課題作業を行って頂くことを想定しています。
■開催方法:オンライン(zoom、slackを利用します)
※参加確定者へは詳細ご案内します。
※基本的には全工程をオンラインにて開催予定で、全4日間の参加が必要です。
■参加費:2万円(税込み)
■募集人数:20~30名程度 ※事前選考あり
■受講対象者(想定):2年以上の実務経験(大学院在学中を含む)を持ち、アーバンデザインセンター(UDC)の業務に携わることに関心がある方。
※本プログラム受講生は、全国UDC のディレクター候補者となる可能性もあります。
※お申込み受付は終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。
応募締切:2020年8月6日(木)17:00まで
参加応募をご希望の場合は、2020 年8 月6 日(木)17:00 までに参加応募ください。
※下記のPeatixは参加応募のお申し込みとなりますが、その後、ご参加頂くためには選考を通過する必要がございます。
※参加応募の選考結果については、2020年8月14日(金)までに事務局よりメールにてご連絡いたします。
※参加応募の選考結果ご連絡する際に、選考通過者へは参加費のお支払いが可能な別の受講チケット(Peatix)をご案内します。
1日目 2020.9.11(金) 17:00-20:00 | |||
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17:00-17:30 | イントロ・自己紹介 | ||
17:30-18:30 | Session 1. UDC概論 1) UDCの理念と特徴 2) UDCの仕組みと機能 |
講師:出口 敦 (UDCイニシアチブ 代表理事) (東京大学大学院新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻 教授) (都市計画学 / 都市デザイン学) 1990年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(工学博士)。東京大学助手、九州大学助教授、同大学教授を経て、2011年より現職。1987年IFHP国際設計競技グランプリ受賞。専門分野は都市設計学。コンパクトシティや持続可能な都市環境についての研究を進めている。千葉県柏市のUDCKセンター長として、同地区の都市開発に参画。九州大学在職中には、九州大学新キャンパス、「We Love 天神協議会」「博多まちづくり推進協議会」の設立・運営への参画など、都市デザイナー、実務者としても活躍。 【関連記事】事業構想PROJECT DESIGN ONLINE「官民連携の新モデル 全国で続々設立 アーバンデザインセンターとは何か」 講師:三牧 浩也 |
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18:40-20:00 | ・トークセッション&QA ・ラップアップ |
講師:出口 敦 |
2日目 2020.9.12(土) 13:00-17:00 | |||
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13:00-13:10 | イントロ | ||
13:10-14:00 | ゲスト講義 1. 「グランドデザインの意義と役割(仮)」 |
講師:前田 英寿 UDC2 副センター長 (芝浦工業大学教授 / 博士<工学>)(技術士<建設部門>)(一級建築士) 静岡県生まれ、東京大学卒業。曽根幸一・環境設計研究所、柏の葉アーバンデザインセンター副センターを経て2010年より現職。2013〜17年、文部科学省大学COC事業 / 芝浦工業大学「まちづくり・ものづくりを通した人材育成推進事業」。2015年度工学教育賞業績賞(公益社団法人日本工学教育協会)。2018年より清水みなとまちづくり公民連携協議会会長(静岡県、静岡市他)。 【関連書籍】 『大学とまちづくり・ものづくり-産学官民連携による地域共創-』(共著編:三樹書房2019年3月) 『アーバンデザイン講座』(共編著:彰国社2018年5月) 『アーバンデザインセンター開かれたまちづくりの場』(共編著:理工図書2012年) |
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14:00-14:10 | グループ分け | ||
14:20-15:00 | Session 2. UDC信州の活動 |
講師:高野 佳敏 (UDC信州 チーフコーディネーター)(長野県建設部都市・まちづくり課 企画幹) 1968年生まれ愛知県出身。H3年に長野県に入庁し、これまでに街路整備など主にまちづくりに係るハード整備を担当。H29年から県庁都市・まちづくり課で都市再生整備計画事業や土地区画整理事業、街路事業など都市計画事業の総括として県下のまちづくりに寄与。R2年から現職。技術士(建設部門) 講師:中平 眞裕
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15:00-16:30 | グループ課題 UDC信州のフィールドを舞台に ・ブレークアウトセッション ・グループワーク ※開講日より前に詳細情報をご連絡いたします。情報収集・各グループワークも原則オンラインにて行っていただきますので、現地訪問等の必要はありません。 |
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16:30-17:00 | 中間成果発表・ラップアップ |
3日目 2020.9.19(土) 13:00-17:00 | |||
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13:00-13:10 | イントロ | ||
13:10-15:10 | グループ課題中間講評 | ||
15:20-16:50 | Session 3. 公・民・学連携によるプロジェクトの企画と実践 実践する各UDCより ・トークセッション |
講師:安藤 哲也 (UDC2 副センター長) (コミュニティデザインラボmachi-ku 代表)( NPO団体わくラボ 代表) 千葉県木更津市出身。農家の長男。都市計画コンサルタント事務所で6年勤務後、独立。まちを「育てる」という視点を大切にした事務所を設立。まちと人の間のインターフェースデザインにこだわっている。専門分野は市民参加、協働、子ども、ワークショップ、ボードゲーム。 独立後の主な業務:池袋東口グリーン大通り周辺まちづくり、川崎景観ボードゲーム制作プロジェクト(進行中) 講師:岡本 祐輝 講師:中島 伸 講師:阿部 俊彦 |
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16:50-17:00 | ラップアップ |
4日目 2020.9.26(土) 13:00-17:00 | |||
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13:00-13:10 | イントロ | ||
13:10-14:10 | ゲスト講義 2. 「新たなエリア価値創造へのプロセス」 |
講師:泉 英明 (有限会社ハートビートプラン 代表取締役) |
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14:20-16:20 | グループ課題講評 | ||
16:20-17:00 | 振り返り・閉会挨拶 ※終了後:オンライン懇親会(任意参加) |
※各日程の間の時間で、課題作業を行って頂くことを想定しています。
※UDCK=柏の葉アーバンデザインセンター / UDC2=柏アーバンデザインセンター / UDCMi=アーバンデザインセンターみその / UDCS=アーバンデザインセンター坂井